数年前まで住宅建設や、都市建設などにおいて“バリアフリー”という言葉がしきりに提唱されていましたが、現在の住宅事情では“ユニバーサルデザイン”について考えられるようになってきました。 そもそも“バリアフリー”と“ユニバーサルデザイン”は何が異なっているのでしょうか。
バリアフリーの概念はデザインの対象が障害者を含む高齢者等の社会生活弱者ですが、その概念の発展形がユニバーサルデザインです。「文化・言語の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)をいう。」(
Wikipediaより)つまり、デザイン対象者を障害者に限定せず、できるだけ多くの人が利用可能であるということを基本コンセプトにしています。
たとえば、シャンプーとリンスのボトルの横にでこぼこがついて洗髪しながら、どちらかを見分けられるようになっているのもユニバーサルデザインのうちのひとつなです。
『ユニバーサルデザインの7原則』
・だれでも公平に使えること
・使う上で自由度が高いこと
・使い方が簡単で、すぐに分かること
・必要な情報がすぐに分かること
・うっかりミスが危険につながらないこと
・身体への負担が少ないこと
・接近や利用するための十分な大きさと空間を確保すること
(参照『Wikipedia』)
東洋エクステリアから、ユニバーサルデザインを追及した歩行補助手すり
『サポートレールUD』 が10月1日から発売されます。
手すりが卵型のデザインになっているので、手の平にフィットして握りやすく、支え歩きの時に手首をひねる問題なども解消されました。
また、手すりの終わりがUの字になっているので、かばんや袖口がひっかかりにくくなっています。
現在は公共向けに発売予定ですが、今後、外構エクステリアでスロープや手すりなどの設置を必要とされる方には、十分考慮に入れてもいい商材ではないでしょうか?
そのうち、あなたの街角でサポートレールUDを目にする日は近いかもしれませんね。