傾斜地でのカーポート柱について:商品情報ブログ

2021/11/02(火)
今回は、カーポートの柱高の選び方をひとつレクチャー


駐車スペースには、雨水を流すために多少の傾斜がつくことがほとんどですが、
例えばこんな現場↓

右側のブロックの数が、手前側と奥側で見える部分が違うのが分かります。



カーポートは基本的に柱が長くなる方(手前側)を基準として、水平になるように施工しますので、
地面が上がっている奥側は、必然的に屋根の高さが変わります。


つまり、2mの柱のカーポートを購入されたとしても、2mなのは車庫の手前側だけで、
奥側は10〜20cmほど(現地の勾配によって変わります)屋根が低くなってしまうんです

↓イメージ図です

柱高2mのカーポートの場合、向かって右側柱が2mとなり
傾斜のついている左側柱はそれよりも短くなります


お車の車高とギリギリサイズだと、せっかくのカーポートの下に駐車できない……なんてことに
なりかねませんので、柱は余裕をもってお選びください
※現地調査の際にも必ず確認致します!




また、「屋根と地面が平行になるようにカーポートを付ければ、柱高は同じになるのでは?」
ご質問いただくことがありますが、


↑イメージ図

カーポートの構造上、柱と屋根を垂直にしないと、屋根の部品が固定できなくなってしまいますので
柱と屋根を垂直に出来なくなる「地面と平行に」する施工は、責任が持てませんのでお承り出来かねます。

逆に、柱と屋根を垂直にして、柱を傾けて施工することもお承りできかねます↓




安心安全のためにも、柱高には余裕を持ってお選びくださいませ

お悩みの方は、担当者が現地へお伺いさせて頂き、ご要望に合わせてご提案させて頂くことも可能ですのでまずはお気軽にお問い合わせ下さいませ